あなたは武士道持ってますか?

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んにちは!

子供のころ部活やってた?

部活って種類が多くて迷う。ましていろんな部活をやったことがない状況で、

部活を選んだら

辞めたい!!」「違う部活がよかった…」ってなる。

 

 

僕はいつも思っていた。

そんな思いを常に抱き、剣道を小学生3年生からから中学生までの、計7年間剣道をやった。

 

 

僕は、バスケ部に好きな子がいた。

その好きな人は、学校のマドンナみたいな人だった。

いつも「あー。バスケ部に入ればあの子と仲良くなれるのに・・・

と思っていた。

まあ、言い訳なんですが(笑)

  

 

 

しかも剣道部って臭いし、頭坊主にしなきゃいけない。

練習はいつも嫌々してた。

 

剣道部だったらわかると思うが、

先生が道場に来てると分かった時。

うわー。来ちゃったよー」ていう反応の後、「よし、ここからはみんな真剣にやるぞ!!

という空気になる。

 

 

 

昔は本当にいやいやだった。

しかし最近では、

剣道の教えは自分の人格形成に深くかかわったものだったんだな、と思えるようになった。

 

というのも僕の剣道の先生が教えてくれたのは、

きつい練習だけじゃなかった。

先生は常々、「人としてやってはいけないこと」や「思いやりの大切さ」「礼儀」「正直でいる大切さ」を口にしていた。

 

 

当時は「いつも同じこと言ってるよな・・・ぼけたか?」とか思っていた。

しかし今改めて振り返る。

そして気付く。

この考え方は「武士道」だったんだという事に。

 

 

武士道とは新渡戸稲造さんが出版した本です。本のタイトルでもあり、精神でもあります。 

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新渡戸稲造さんは5000円の人です】

 

 

ある日、新渡戸稲造さんは海外の人から問われました。

「宗教がないのにどうやって宗教教育をしているのですか?」と。

 

 

 

その質問で気づく。日本の道徳観を築いたのは武士の考え、しきたりだったと。

そして夢中で本を書き上げます。

それが武士道です。

 

 

 

ということで今日は、日本人の精神を形成してきた「武士道」の歴史と厳選名言5についてご紹介していきます!!

 

 

 

あなたは武士道を持ってますか?  武士道の歴史

 

武士道の歴史 

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もともと武士とは9~10世紀に誕生した武装集団が起源です。

12世紀に源治が鎌倉幕府を開き、

武士は武力によって主に仕えるという主従関係が成立したのだ。

 

そして長い戦乱の世を経て、17世紀初めに徳川家康が開いた

江戸幕府により、

戦のない泰平の世が到来する。

 

 

ここでこれまであった武士階級は、戦闘を職業とするのではなく、

政治のリーダーとしての役割を担うようになる。

政治では大きな名誉と責任が生じる。

 

 

 

特権的な戦士階級である武士だからこそ、身につけなければいけない倫理として

自然と誕生したのが「武士道」なのだ!

 

 

 

 

皆さん知っていますか?

武士は自分に非がなくても「あいつ臆病じゃね?」と判断されれば

死ななければならなかったのです。

 

つまり、理想の武士でいることは命懸けだったのです。

あなたは理想の大人像はありますか?

もしあったらそれをどの程度、本気で追い求めていますか?

 

 

命懸けで理想を目指す。

それを日本で実際にやっているのはどれくらいいるんだろう・・・

 

 

 

●知ってました?武士道の書物は明治以降に出たものしかありません。

 

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これが意味することは武士が生まれて、数百年もの間、口伝によって受け継がれたり、有名な武士や学者が書いた格言によって成り立ったものなんです。

 

 

仏教だったら、般若心境。キリスト教だったら、聖典

なぜ武士道について書物は残ってないのでしょう。

僕はこの答えはこの言葉に隠されていると思う。

武士に二言はない

 

 

武士に証文を求めることは不名誉なことでした。

なぜなら「武士の一言」は真実と同じであり、約束を大切にしていたからだ。

 

 

 

武士道は、語られず、語られていない掟だったからこそ、

なおさら大切に守られ、武士を奮い立たせたのでしょう。

武士道の歴史を一言で言うなら、

それは数十年、数百年に及ぶ武士たちの生き方から自然に発達したものなんです!

 

 

 

 

驚き!!感動?!武士道5つの名言

1.信と誠

【言葉の意味】

武士の言葉には重みがあり、その約束は一般に証文無しで結ばれ、

且つ実行される

 

【感動ポイント】

サイン、認証、手形、指紋。

今の世の中、形でわかるものに残さないと安心できない。それは、約束しても守られない可能性もあるからだ。すっとぼけることも出来るしね。

でも武士はやらなかった。

 

 

この言葉からは武士の自分の「美学」は必ず守るといった

鉄のような信念を感じられた。

自分の美学は絶対に曲げない。これって本当にすごいことだと思う。

 

あなたは「10㎏痩せる!」と言って、守れなかったことはありませんか?

「毎日ランニングをする!」と言って、守れなかったことはありませんか?

 

 

 

自分の「美学」を曲げないって、これを必ずやり抜くってことに匹敵することなんだと思う。

 

 

2.忠義

【言葉の意味】

武士にとって、自分の血を注いで(切腹など)己の言葉の誠実さを示し、

これによって主君の知性と良心に最後の訴えをする。

これがごく当たり前だった。

 

 

【納得いかないポイント】

僕は忠義という言葉は納得いかない。

自分の主君に尽くすのはすごいと思う。でも個人的にこの考えが好きになれないから。

だって嫌な人よりも、好きな人のもとで働きたくない?

 

もし僕が同じ立場だとしたら。

恩を受けていたとしても、やりたいことがあったら感謝の言葉を伝えて

「ばいばい!!」とか言ってそうだ(笑)

 

 

3.刀、武士の魂

【言葉の意味】

武士道は、刀を適切に使うことを大いに重んじ、その瀕用を戒め、嫌悪した。

必要もないのに刀を振るう者は卑怯者であり、虚勢を張るものとされた。

 

【感動ポイント】

水戸黄門見たことある?

あれで、道に水まきしているおばあちゃんが間違ええて武士に水をかけてしまう。

なんて場面見たことない?

水をかけられた武士は言うのだ。「なんて無礼を・・・!!そこになおれ!!!」

とか言っちゃうわけですよ。

 

実際の武士はそんなことしなかったのかもしれない。

本当に使うべき時を知っていたと思うからだ。

きっと自分の美学に従って、剣を振るったと思う。

この一節を見ると、今までの武士に対しての見方が大きく変わる。そんな言葉だ。

 

 

4.切腹の制度

【言葉の意味】

切腹は法律上並びに礼法上の一つの制度だった。それは中世に発明された、

武士が罪を償い、過ちを詫び、恥を免れ、友を救い、

自己の誠実を証明する行為だった。

 

【驚きポイント】

切腹ってどんなイメージがある?

悪い人がするイメージ?野蛮な風習?

 

実は切腹って名誉のある死だったんです。

 

斬首の方が名誉のない死。

 

 

なんで名誉のある死か?

それは強い精神力がないとできないものだからだ。

切腹することで、死を恐れない勇敢さをアピールする手段だったのです。

死ぬまで名誉・・・

僕は全くわかりませーん!!!てゆーか死ぬまで名誉とかいらない!!名誉てそんな大事?

あの世じゃ名誉は持っていけないんですよ!!?

 

 

21世紀最高だぜ!!!!!

 

 

 

5.武士道まだ生きているか

【言葉の意味】

劣等国と見下されることを容認出来ない名誉の感覚があるか問うた言葉。

 

【感動ポイント】

 これは感性で選んだ。

この言葉・・・どこかこう熱くなるものはないか?

 

この言葉を見ると、「武士道はあるか?」自分に問われている気がする。

 そう聞かれたら、僕はちょっと怪しい。約束もたまに破っちゃうし、

臆病者だし、礼儀は・・・自信がない(笑)

 

みんなはどうかな?

自分の美学は守ってるといえますか?

 

 

 

 

 

以上、武士道についてでした。

みなさん、自分に美学を持って生きてみませんか?

 

 それではまた!